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ShopifyとBASEはどっちが売れる?料金・機能を徹底比較

ShopifyとBASEのどちらが売れるのか比較検討している方に向けて、料金プランや決済手数料、デザインの自由度、集客・マーケティング機能の違いを実際のデータで比較し、事業フェーズに合った選び方を解説します。

※本記事はアフィリエイトリンクを利用しています。

「ShopifyとBASE、どっちが売れるのか」を比較検討している方に向けた記事です。

結論から言うと、プラットフォームの違いそのものが売上を直接決めるわけではなく、料金体系・拡張性・集客機能の違いが、育てやすさや伸びしろに差を生みます。

この記事では、料金プラン、決済手数料、デザインの自由度、集客・マーケティング機能を実際のデータで比較し、どちらが自分の事業に向いているかを判断できるように整理します。

結論:「売れるかどうか」は機能差より運用力で決まる

先に結論を伝えると、ShopifyとBASEのどちらを選んでも、商品力と集客努力が伴わなければ売上は伸びません。

ただし、両者には構造的な違いがあり、この違いが「売上を伸ばすための打ち手をどれだけ用意できるか」に影響します。

BASEは無料で始められ、最短即日で公開できる手軽さが強みです。

一方Shopifyは、月額固定費と引き換えに、アプリストアやSEO設計の自由度など、売上を伸ばす施策の選択肢が格段に多いプラットフォームです。

したがって「まず試したい・コストを抑えたい」段階ならBASE、「本気で売上を伸ばしたい・将来的に事業を拡大したい」段階ならShopifyという住み分けが基本的な判断軸になります。

BASE・Shopify以外の選択肢も含めて比較したい場合は、ECプラットフォームランキング20選も参考にしてください。

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ShopifyとBASEの基本的な違いを比較する

まず、両者の基本的な仕組みの違いを整理します。

BASEは月額無料から始められる「ASP型」のショップ作成サービスで、国内の個人・小規模事業者に広く使われています。

Shopifyは世界175カ国以上で使われているグローバルなクラウド型ECプラットフォームで、月額固定費を払う代わりに高い拡張性を持ちます。

比較項目ShopifyBASE
提供形態クラウド型(月額固定費制)ASP型(従量課金を選べる)
初期費用0円0円
最安プランの月額3,650円〜(年払い)0円(スタンダードプラン)
主な利用者層本格運営・海外展開を視野に入れる事業者個人・小規模から始めたい事業者
拡張性アプリストアで大幅に拡張可能BASE Appsで一定の拡張が可能

この時点で分かるのは、初期費用はどちらも0円で始められるという点です。

違いが出るのは、月々の固定費をかけて拡張性を取るか、固定費を抑えて手軽さを取るかという運営方針の部分です。

料金プランと決済手数料を詳しく比較する

「どっちが売れるか」を考える前提として、まずコスト構造を正確に把握しておく必要があります。

決済手数料は売上に応じて発生するため、月商が伸びるほど、その料率差が利益に直結します。

Shopifyの料金プラン

Shopifyの公式料金ページによると、年払いでBasicプランが月額3,650円、Growプランが月額10,100円、Advancedプランが月額44,000円です。

プラン年払い時の月額カード決済手数料
Basic3,650円3.55%+0円
Grow10,100円3.4%+0円
Advanced44,000円3.25%+0円

BASEの料金プラン

BASEの公式ヘルプによると、スタンダードプランは月額0円で、決済手数料3.6%+40円に加えてサービス利用料3%がかかります。

グロースプランは月額16,580円(年払い時、月払いは19,980円)で、決済手数料は2.9%、サービス利用料は0円になります。

プラン月額決済手数料サービス利用料
スタンダード0円3.6%+40円3%
グロース16,580円(年払い)2.9%0円

月商が小さいうちはBASEのスタンダードプランの手数料負担が相対的に軽く感じられますが、売上が伸びるほど手数料率とサービス利用料の合計が重くのしかかります。

一方Shopifyは月額固定費がかかる代わりに、売上が伸びるほど決済手数料率が下がるプラン設計になっており、月商が大きくなるほど有利に働きやすい構造です。

月商の目安がすでにある場合は、それぞれのプランで実際にかかるコストを試算してから選ぶことをおすすめします。固定費と手数料率のどちらを優先すべきかは、事業の成長速度によって変わります。

デザイン・カスタマイズ性の違いが売上にどう影響するか

デザインとカスタマイズ性は、離脱率やコンバージョン率に直結する要素です。

BASEはテンプレートから選んでデザインを整える仕組みで、専門知識がなくても短時間でショップを公開できます。

一部のプランやアプリでHTML・CSSの編集も可能ですが、Shopifyほど自由度の高いレイアウト変更を前提とした設計にはなっていません。

Shopifyはテーマストアに数百種類の無料・有料テーマが用意されており、コードを直接編集することで、商品ページの構成やチェックアウト前の導線まで細かく調整できます。

ランディングページ的な商品ページを作り込んだり、A/Bテストを行ったりといった、コンバージョン率改善のための施策を打ちやすい設計です。

「まず売れるかどうかを試したい」段階では、BASEのテンプレートで十分に事業性を検証できます。

「デザインや導線を作り込んで、少しでもコンバージョン率を上げたい」段階になると、Shopifyの自由度が効いてきます。

集客・マーケティング機能の違いを比較する

売上を左右する大きな要素が、集客とマーケティングをどこまでプラットフォーム上で完結できるかという点です。

  • Shopifyの公式アプリストアには17,000以上のアプリが登録されており(2026年9月確認)、レビュー収集・メール配信・多言語対応・カート落ち対策など目的別に選べる
  • BASE Appsでは約80種類以上のアプリが提供されており、SEO設定やSNS連携、クーポン・メールマガジンなど基本的な集客機能をカバーしている
  • Shopifyは越境EC向けの多言語・多通貨対応アプリが充実しており、海外販売への拡張がしやすい
  • BASEは国内向けの手軽な集客アプリが中心で、まず国内で始めたい事業者に向いている

この差は、事業が伸びてきたときに「次の一手」をどれだけ用意できるかという違いとして表れます。

小規模のうちはどちらでも大きな差を感じにくいものの、月商が伸びて施策を細かく打ち分けたくなった段階で、選択肢の多さがそのまま打ち手の多さにつながります。

「売れやすさ」を左右するその他の機能を比較する

料金とデザイン以外にも、売上に間接的に影響する機能がいくつかあります。

機能ShopifyBASE
決済手段の多様さShopify Payments標準搭載、複数の決済代行にも対応クレジットカード・キャリア決済・後払いなど標準搭載
多言語・多通貨対応アプリで本格対応、越境ECに強い限定的、基本は国内向け
在庫・注文管理アプリで在庫連携や自動発注まで拡張可能管理画面内で基本機能をカバー
独自ドメイン標準対応アプリで対応可能
サポート体制24時間対応のチャット・電話サポートメール中心のサポート

特に多言語・多通貨対応は、将来的に海外販売を検討している事業者にとって重要な差になります。

国内販売に限定してスモールスタートするならBASEの標準機能でも十分ですが、事業拡大の可能性を残しておきたい場合はShopifyの拡張性が生きてきます。

Shopifyが向いているケース・BASEが向いているケース

ここまでの比較を踏まえて、どちらが向いているかをケース別に整理します。

Shopifyが向いているケース

特に次のような事業者には、Shopifyの拡張性が強みとして生きてきます。

  • 本格的に売上を伸ばしたい、将来的に月商を大きく育てたい
  • 海外販売や越境ECを視野に入れている
  • デザインや購入導線を作り込んでコンバージョン率を改善したい
  • アプリを組み合わせて、集客からリピート施策まで幅広く展開したい

BASEが向いているケース

一方、次のような事業者には、BASEの手軽さとコストの低さが向いています。

  • まずは低コストで販売を試してみたい
  • 副業や小規模から始めたい
  • 専門知識をかけずに、最短でショップを公開したい
  • 国内販売のみで、大きな拡張は当面必要ない

なお、BASEで小さく始めてから、事業が育ったタイミングでShopifyへ移行するという進め方も現実的な選択肢です。

個人でBASEを立ち上げる具体的な流れは個人がBASEでネットショップを立ち上げる方法を解説した記事、実際に移行する際の手順はBASEからShopifyへの移行手順を解説した記事で紹介しています。

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最初からどちらか一方に決め切れない場合は、まずBASEで市場性を検証し、手応えが見えた段階でShopifyへの移行を検討する進め方もおすすめです。

よくある質問

BASEからShopifyへ、あとから移行できますか?

商品データや顧客データをエクスポート・インポートすることで、あとからの移行は可能です。

ただし、URLがすべて変わるため、それまでに獲得した検索順位や被リンクの評価はリセットされる前提で計画しておく必要があります。

移行時期が近いと分かっている場合は、早めにリダイレクト設計や既存顧客への告知方法を検討しておくと、移行後の落ち込みを最小限に抑えられます。

両方のプラットフォームを併用することはできますか?

技術的には、BASEとShopifyで別々のショップを並行運営することは可能です。

ただし、在庫や注文管理を二重に行う必要があり、運営の手間が単純に倍増するため、リソースが限られる個人・小規模事業者にはあまり現実的な選択肢ではありません。

併用するとしても、まずはどちらか一方に集中し、事業規模が大きくなってから検討するのが無難です。

結局、迷ったらどちらを選べばよいですか?

月商の目標や将来的な海外展開の有無が判断基準になります。

国内でまず小さく試したい、固定費を抑えたいという場合はBASEから始め、月商や商品数が増えてきたタイミングでShopifyへの移行を検討する進め方が現実的です。

BASE運営中に売上が伸び悩んでいる場合は、BASEで売れない原因と対策をまとめた記事もあわせてご覧ください。

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最初から本格的に売上を伸ばす計画がある場合は、初期段階からShopifyを選んでおくことで、後からの移行コストを避けられます。

LIBASEの事例から見えたこと

NESTIEでは、自社で運営するプレゼントブランド「LIBASE」をShopifyで構築・運営しています。

実際の運用を通じて、テーマのカスタマイズやアプリの組み合わせによって、購入導線を細かく調整できる点がShopifyの強みだと実感しています。

たとえば送料を無料にして購入のハードルを下げる施策も、価格設計やページ表示をアプリと組み合わせて柔軟に調整できたことで実現しやすくなりました。

こうした細かな調整の積み重ねが、最終的なコンバージョン率の差につながっていくというのが、実務を通じて得られた実感です。

プラットフォームの選択自体が売上を保証するわけではありません。選んだプラットフォームの機能をどこまで使いこなせるかが、最終的な売上の差になります。

BASEからShopifyへ移行する場合、商品データや顧客データの移行作業、URL変更に伴うSEO評価のリセットといった負担が発生します。移行を前提にするなら、早い段階で検討しておくと切り替えコストを抑えやすくなります。

まとめ:結局どっちを選ぶべきか

ShopifyとBASEのどちらが「売れる」かは、プラットフォーム単体では決まりません。

低コストで手早く始めたいならBASE、集客施策やデザインを作り込んで本格的に売上を伸ばしたいならShopifyという住み分けが基本です。

月商が伸びてきた段階では、Shopifyの決済手数料の低さやアプリの豊富さが効いてくるため、事業拡大を見据えているなら早めにShopifyを検討する価値があります。

Shopifyには無料体験期間が用意されているため、実際の管理画面やアプリの使い勝手を試してから判断することをおすすめします。

どちらを選んでも、最終的に売上を左右するのは商品力と、プラットフォームの機能をどれだけ活用できるかです。

自社の事業フェーズに合わせて、無理のない選択をしてください。