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個人がBASEでネットショップを立ち上げる方法とShopifyとの違い

個人でネットショップを始めたい方向けに、BASEでの立ち上げ手順と料金・手数料の仕組みを、Shopifyとの違いをまじえながら、両サービス公式サイトの最新情報にもとづいて分かりやすく整理して解説します。

※本記事はアフィリエイトリンクを利用しています。

「個人でネットショップを始めたいけれど、BASEとShopifyのどちらが合っているのか分からない」という相談は少なくありません。

結論から言うと、初期費用をかけずにまず販売実績を作りたい個人にはBASEが向いており、デザインや機能を自由に拡張しながら本格的に育てたい場合はShopifyが向いています。

この記事では、個人がBASEでネットショップを立ち上げる基本的な流れと、Shopifyとの違いを、料金や機能の一次情報にもとづいて整理します。

副業でハンドメイド作品を売りたい、在庫を持たずにまず試してみたいなど、個人がネットショップを始める動機はさまざまです。

一方で、どのサービスを選ぶかによって、初期費用、手数料、デザインの自由度、将来の拡張性が大きく変わります。

最初の選択を誤ると、後から別サービスへ移行する手間がかかるため、始める前に料金体系と機能の違いを理解しておくことが重要です。

個人でECサイトを始める際に必要な準備全般は、個人でECサイトは作れる?始める前の準備とShopifyがおすすめな理由でも紹介しています。

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個人がBASEでネットショップを立ち上げる基本的な流れ

BASEは審査なしでアカウント登録後すぐにショップを開設できるサービスで、個人が最短距離でネットショップを持ちたい場合に向いています。

法人の登記書類などを提出する必要がなく、メールアドレスとパスワードを登録するだけでショップの管理画面にアクセスできます。

  1. BASEのアカウントを作成し、ショップ名を決める
  2. 商品を登録する(商品名、価格、画像、説明文)
  3. 決済方法を設定する(クレジットカード、コンビニ払いなどはBASEかんたん決済で一括対応)
  4. 「特定商取引法に基づく表記」を入力する(運営責任者名、住所、電話番号など9項目)
  5. デザインテンプレートを選び、ショップを公開する

特に個人が気になりやすいのが、特定商取引法に基づく表記で公開される住所や電話番号です。

BASEには個人利用者向けに、自宅の住所や電話番号を非公開にし、代わりにBASE側の情報を表示できる非公開設定機能が用意されています。

自宅を事務所として使っている場合でも、この機能を使えば個人情報を公開せずに特定商取引法の要件を満たせます。

商品登録から公開までの作業自体は、専門的な知識がなくても進められる設計になっています。

商品写真と説明文を用意し、価格と在庫数を入力すれば、無料のデザインテンプレートを選ぶだけでショップの見た目が整います。

コードを書いたり、外部の制作会社に依頼したりしなくても、個人がその日のうちに販売を開始できる点が、BASEが個人に選ばれやすい理由の一つです。

決済方法についても、個人が自分でクレジットカード会社やコンビニ決済の事業者と個別に契約する必要はありません。

「BASEかんたん決済」という仕組みにまとめて申し込むだけで、クレジットカード、コンビニ払い、キャリア決済など複数の決済手段に対応できます。

決済まわりの契約や審査を個別に進める手間がかからないことも、個人が始めやすい理由の一つになっています。

BASEの料金・手数料はどれくらいかかるか

BASEには「スタンダードプラン」と「グロースプラン」の2つの料金プランがあります。

スタンダードプランは初期費用・月額費用がともに0円で、商品が売れたときだけ決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%がかかる仕組みです。

  • スタンダードプラン:初期費用0円・月額0円、決済手数料3.6%+40円、サービス利用料3%
  • グロースプラン:月額16,580円(年払い)または19,980円(月払い)、決済手数料2.9%、サービス利用料0%
  • PayPay・Amazon Pay・PayPal利用時は決済手数料に1%上乗せ
  • 入金サイクルは申請から10営業日、最速振込サービスを使えば最短当日中も可能

BASE公式は、月商50万円前後を目安にグロースプランへの切り替えを案内しています。

売上がまだ少ない立ち上げ初期は、費用が発生しないスタンダードプランで始め、売上が伸びてから手数料率の低いグロースプランに切り替える流れが基本になります。

個人が新しくネットショップを始める場合、初期費用と月額費用がかからないスタンダードプランであれば、売れなければ費用も発生しません。

在庫を抱えるリスクだけを考えればよく、固定費の心配をせずに販売実績を作れます。

具体的な手数料をイメージするために、スタンダードプランで3,000円の商品が1点売れた場合を計算してみます。

決済手数料が3.6%+40円で148円、サービス利用料が3%で90円かかるため、合計で約238円が差し引かれ、手元に残る金額はおよそ2,762円になります。

販売価格が低い商品ほど、1注文あたり40円の固定額が占める割合が大きくなるため、単価設定の際は手数料を差し引いた実質利益で考えることが大切です。

BASEとShopifyの違い

BASEとShopifyは、どちらもネットショップを開設できるサービスですが、料金体系と拡張性の方向性が異なります。

BASEは売上に応じて費用が発生する従量課金型、Shopifyは月額固定費を払って機能を使う定額課金型という違いがあります。

比較項目BASEShopify
初期費用0円0円(セットアップ手数料なし)
月額費用(目安)0円〜19,980円3,650円〜44,000円程度(年払い時)
決済手数料(自社決済)2.9〜3.6%+数十円3.25〜3.55%程度(プランにより変動)
審査原則不要、最短数分で開設アカウント作成のみで開設可能
デザイン・機能の拡張性テンプレートの範囲内が中心テーマ・アプリで大幅にカスタマイズ可能
向いている規模個人・小規模、まず始めてみたい段階本格的に売上を伸ばしたい事業者

BASEは月額費用がかからない分、デザインの自由度や拡張できる機能はテンプレートの範囲にとどまりやすい傾向があります。

Shopifyは月額費用を払う代わりに、テーマやアプリを使って在庫管理、SNS連携、海外販売などを柔軟に拡張できるのが特徴です。

料金や手数料は、決済方法やキャンペーンによって変わることがあります。

実際に申し込む前に、必ずBASEとShopify公式サイトの最新の料金ページで確認してください。

Shopifyには公式アプリストアがあり、在庫管理、メール配信、レビュー機能、多言語対応などを、追加のアプリを組み合わせて拡張できます。

BASEにも「BASE Apps」という追加機能の仕組みがありますが、対応できる範囲や自由度は、Shopifyのアプリエコシステムに比べるとテンプレートに近い設計です。

将来的に機能を積み上げていきたい場合は、アプリの選択肢の広さもあわせて比較検討するとよいでしょう。

Shopifyには3日間の無料お試し期間があり、その後は月額150円で3か月間利用できるキャンペーンが用意されています(本記事執筆時点の内容)。

低コストで実際の管理画面やテーマの使い勝手を確認したうえで、本格的な料金プランに移行するかどうかを判断できます。

\本格的なネットショップを自由に作れる/

個人はBASEとShopifyのどちらを選ぶべきか

個人が最初の一歩としてネットショップを立ち上げるなら、固定費がかからないBASEから始めるのは合理的な選択です。

副業やハンドメイド販売など、まだ売上規模が読めない段階では、売れたときだけ費用が発生する仕組みのほうがリスクを抑えられます。

  • BASEが向いているケース:初期費用をかけずにまず販売実績を作りたい、副業・小規模から始めたい
  • Shopifyが向いているケース:ブランドとしてデザインにこだわりたい、海外販売や大規模な機能拡張を見据えている
  • 両方に共通する確認点:決済手数料は売上規模が大きくなるほど負担が重くなるため、事業計画に合わせて試算する

BASEで販売実績を積み、月商が安定して伸びてきた段階でShopifyへの移行を検討する、という進め方も選択肢の一つです。

ただし他社サービスからの移行には、商品データや顧客データの移行作業が発生するため、事前に必要な作業量を確認しておくことをおすすめします。

具体的な移行手順はBASEからShopifyへの移行手順を解説した記事、両者の機能・料金の違いはShopifyとBASEはどっちが売れる?料金・機能を徹底比較で詳しく紹介しています。

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例えば、フリマ的にハンドメイド作品を月に数点販売する段階であれば、固定費が発生しないBASEのスタンダードプランで十分なケースが多くなります。

一方で、ブランドとしての世界観を作り込みたい、SNS広告からの流入を本格的に増やしたい、海外への販売も視野に入れているといった場合は、拡張性の高いShopifyを検討する価値があります。

判断に迷う場合は、今の時点での売上目標だけでなく、半年後・1年後にどの程度の規模を目指すのかを合わせて考えると選びやすくなります。

小さく始めて様子を見たいのか、最初から本格的な運用体制を整えたいのかによって、適したサービスは変わります。

個人でBASEを立ち上げる際の注意点

個人でBASEショップを立ち上げる際に見落とされやすいのが、特定商取引法に基づく表記と、売上が増えたときの手数料負担です。

  • 特定商取引法に基づく表記は、運営責任者の本名・住所・電話番号など9項目の入力が必要(非公開設定機能で住所・電話番号は非表示にできる)
  • 決済手数料はスタンダードプランで実質6.6%程度+1注文あたり40円かかるため、利益率の低い商品では想定より手元に残る金額が少なくなる
  • デザインのカスタマイズ範囲はテンプレート内が中心のため、独自性の高いデザインを求める場合は制約を感じやすい
  • 振込サイクルは申請から10営業日が基本のため、資金繰りに影響する場合は最速振込サービスの利用を検討する

特に手数料については、商品単価や利益率によって手元に残る金額が大きく変わります。

販売価格を決める際は、決済手数料とサービス利用料を差し引いた実質的な利益を事前に計算しておくことが重要です。

もう一つ見落とされやすいのが、商品説明や画像の著作権です。

メーカーや他のショップの写真・文章をそのまま転用すると、著作権侵害としてトラブルになる可能性があります。

商品画像は自分で撮影するか、使用許諾のある素材を使うようにし、説明文もオリジナルの言葉で書くことを心がけてください。

また、ハンドメイド作品や食品を扱う場合は、BASEの利用規約だけでなく、業種ごとに必要な許可や届出がないかも確認が必要です。

食品を扱う場合の食品衛生法上の許可、化粧品を扱う場合の薬機法上の表示規制など、ジャンルによって別途確認すべき法令があります。

確定申告についても、個人でネットショップを運営して一定額以上の所得が出た場合は申告が必要になります。

副業として始める場合でも、売上と経費を記録する習慣を最初からつけておくと、繁忙期に慌てずに済みます。

会計ソフトとBASEの管理画面を連携できる場合もあるため、記帳の手間を減らせないか合わせて確認しておくとよいでしょう。

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よくある質問

BASEで始めた後、Shopifyに切り替えることはできますか?

切り替え自体は可能ですが、商品データや顧客データはBASEから自動で引き継がれないため、CSVなどで書き出して移行する作業が必要です。

具体的な移行手順はBASEからShopifyへの移行手順で解説しています。

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BASEの決済手数料は販売する商品によって変わりますか?

決済手数料の料率はプランごとに一律で、商品ジャンルによって変わることはありません。

ただし商品単価や利益率によって、手数料が利益に占める割合は変わってくるため、販売価格を決める際に確認しておく必要があります。

副業でBASEを始める場合、開業届は必要ですか?

開業届の提出は事業所得として申告する場合に必要になるもので、副業の規模や所得額によって要否が変わります。

判断に迷う場合は、税務署や税理士に自身の状況を確認することをおすすめします。

BASEとShopifyでは、どちらがデザインを自由にカスタマイズできますか?

BASEはテンプレート内でのカスタマイズが中心で、Shopifyはテーマのコード編集やアプリの追加によって、より自由度の高いデザイン変更が可能です。

両者の違いはShopifyとBASEはどっちが売れる?機能・料金・デザインを比較でも詳しく比較しています。

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まとめ

BASEは初期費用・月額費用をかけずに、審査なしで最短数分でネットショップを開設できるサービスで、個人がまず販売実績を作る段階に向いています。

Shopifyは月額固定費がかかる代わりに、テーマやアプリで機能を拡張できるため、本格的に事業として育てたい段階に向いています。

どちらを選ぶ場合も、料金・手数料は変更されることがあるため、申し込み前に公式サイトの最新情報を確認してください。

BASEでの立ち上げ方に加えて、将来的にShopifyへ移行する場合の設計や、EC運営全体の相談が必要な場合は、NESTIEにお気軽にご相談ください。

個人がネットショップを始める際は、まず固定費をかけずに販売実績を作り、需要や利益率を確かめてから、必要に応じて拡張性の高いサービスへ移行するという順序が、リスクを抑えた進め方になります。

BASEとShopifyのどちらを選んだ場合でも、特定商取引法に基づく表記や手数料の仕組みを正しく理解したうえで運営を始めることが、後々のトラブルを防ぐことにつながります。

料金体系だけを見て判断するのではなく、自分が扱う商品の単価や想定する販売数量に当てはめて、実際にどちらのサービスのほうが手元に利益が残りやすいかを試算してから決めることをおすすめします。

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